往復走

(25m走が行えない場合の代替え種目)

往復走

準備

  1. 地面に15mの往復路を作り、スタートラインから5m先に印をつけ(測定ライン)、その位置に旗を立てる(図.参照)。スタートラインは1人分ずつ短めにしておく。
  2. ストップウオッチ
  3. 旗(スタート合図用1本、スタートラインから5m地点2本)
  4. 決勝用テープ
  5. 折り返し地点に立てるコーンまたは旗2本(間隔を4mあけ、真ん中の2mの所に線を入れる)

方法

  1. スタートラインを踏まないようにして、両足を前後に開き、「用意」の姿勢をとらせる。
  2. 合図係りは、スタートラインの3~5m斜め前方に立ち、「ヨーイ・ドン」の合図と同時に小旗を下から上にあげてスタートさせる。
  3. テープをスタートラインと同じ位置にはり、15m先の折り返しラインに置かれたコーン(または旗)を回って、スタートラインのところまで疾走させる。
  4. 男児どうし、女児どうし、2人ずつ走らせる。

記録

  1. 旗が上がってから、復路の10m地点(測定ライン)を通過するまでの時間を1/10秒単位で測る(1/100秒単位は切り捨てる)。
  2. 1回だけ行う。

その他の注意

  1. 励みになるように、まわりで応援させる。
  2. 補助者は幼児の後ろに立ち、出発の合図の前にスタートする子には、服の背中をつまみ、合図と同時にはなしてやる。また、出発の合図の前にスタートした場合は、旗を上げないで止めてやりなおしさせる。
  3. 出発の合図に気付かない子には、背中を軽く押してやってもよい。
  4. コーンまたは旗はどちら回りでもよいが、真ん中の線をできるだけ越えないように走らせる。

説明

「線を踏まないようにして立ちます。ヨーイ・ドンといって旗を上げたら、あそこにおいてある三角のコーン(または旗)をまわって、ここまでいっしょうけんめい走って戻ってきましょう。」

▲ページトップへ戻る

トップページ

概要

運動能力検査実施要項

運動能力判定基準表

幼児運動能力研究会メンバー

MKS幼児運動能力検査のご利用について

MKS幼児運動能力検査は、幼児の発達の理解に広くご活用いただくため、どなたでも利用できます。ご利用に際し、何らかの文章等で発表をされる場合は、本検査を使用したことを必ず出典とともに明記して下さい。ただし、検査および判定基準表等を営利目的で使用することは固く禁じます。