検査に用いる用具類は、あらかじめ点検して不備がないようにしておきます。また、検査を実施する場所についても、検査の支障になるものを片付け、地面や床面などを整備しておきます。
実施方法を十分理解し、同一種目を2人以上で測定する場合は、結果にくい違いがないようにしておきます。また運動に適した服装をし、運動靴を着用して行ないます。この他、全体を総括する者が1名いることが望ましく、総括者は全体の流れをみたり、子どもたちをはげましたりして、検査が円滑に流れるように配慮します。
順番を待っている間には検査中の友だちの応援をします。ただ待ち時間が長いときや検査の合間には、簡単な手遊びをしたり、短い歌を歌ったりして気分転換を図るようにしましょう。
また、検査をいやがる子には無理にさせないようにし、「先生と一緒に」などと誘い入れたり、「あとで」と言って最後にテストをするようにします。またどうしても行なえない場合は、その種目は実施させないで下さい。
少し離れたところに‘集合ライン’を引いて、子どもを待機させるようにするとよいでしょう。
事故や怪我のないよう、安全には十分配慮して実施してください。